【DeNAの件から考える】クラウドワーカーが考えるべき、記事の価値の3つのポイント!
どーも。ライター歴10年のまな蜜柑(@mana81900)です。
日経新聞を購読しているのですが、12月2日に『WELQ』が全記事非公開になった記事を目にしたとき、「あぁ、ついに来たか」と思いました。
そして12月6日の新聞記事では『MERY』を含めた10媒体の全記事が12月7日に非公開になる、と報道されました。
昨年の6億2000万円の赤字(2015年)→800万円の黒字(2016年)→10億円の黒字(2018年)を見込んでいた矢先の事態なので、拡大を見込んで投資をしていた中での出来事です。
おそらく納品済みで公開待ちの記事、発注済みの案件も相当あるでしょう。
私も会社に登録しているので、『WELQ』などDeNAのキュリエーションサイトの仕事を紹介されたことがあります。
他の案件を抱えていたので、この仕事は引き受けていませんが、とにかく沢山の記事を、アクセス数のとれる記事を、という社風があるから、専門家ではないクラウドワーカーにもお声がかかるわけで、記事の信頼性は薄いと言って良いでしょう。
学問の世界では文章の剽窃や引用には細心の注意が払われますが、通常のライティング案件では、画像の無断借用と文章の丸写しは厳しくチェックされる反面、内容の真偽は問われない場合が多いです。
指示書に「どうしようかなぁ、この内容」というものがあっても、何とか記事にする。
そういったものが多いんですね。
結果、DeNAの中で最大のwebメディア、『MERY』もクローズする事になってしまったのは残念ですが、webであっても、『ものを書く』という事を考え直す良い機会だと思います。
『MERY』の公式サイトには以下のお知らせが出ています。
MERYを運営する株式会社ペロリ(以下ペロリ)では、誠に勝手ながら、12月7日(水)に全記事を非公開化することを決定いたしました。
本件の概要につきましては、株式会社ディー・エヌ・エーのプレスリリースをご参照ください。
http://dena.com/jp/press/2016/12/05/1/ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
MERYの全記事非公開化の期間に関して、現時点では復帰の具体的な目処が立っておりませんが、一日も早い復帰を目指し、ペロリ経営陣・従業員一同、誠心誠意努めて参ります。
クラウドワーカーが考えるべき、記事の価値の3つのポイント!
私がクラウドワーカーとして整体師と物書きをしていて、心がけている3つのことがあります。
1、きちんとした体裁になっているだろうか?
整体で、きちんとした部屋で、ふさわしい服装で行うと効果が高まるように、
きちんとした体裁、文章の入れ物を用意するのはとても大切です。
太字や文字の大きさや段落など、整っている事で、中身が伝わります。
2、内容が具体的だろうか?
ネットでは、クリックしなければ記事は読まれません。
本や新聞は流し読みをして、気になった言葉から読む事ができますが、ネットの記事ではその指が触れたくなる言葉を、記事のタイトルやジャンルに入れる事がとても大切です。
3、真善美の哲学があるだろうか?
この情報は、世の中をよくするだろうか?
この情報は、読んだ人が幸せになるだろうか?
この情報は、読んでいて、読み進めたくなる文章だろうか?
と言うことですね。
私は、『本当に善いものは滅びない、誰かが大切にして後世に残してくれる』と思っています。
目先の話でなく、何年経っても読まれる文章を書きたいものですね。
記事が消えてしまった方もいると思いますが、もっと良い記事を書いていきましょう☆
今日も良い一日を祈っています。
まな蜜柑より。