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気になるお顔:ディケンズ:イギリス最大のストーリーテラー!

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今回のレポートで、チャールズ・ディケンズについて書いた。

 

オリバー・ツイスト』や『クリスマス・キャロル』などを書いた19世紀イギリスの作家であり、ジャーナリストである。

 

作品も好きだが、顔写真を見たとき、素直に整った綺麗な顔立ちだな、と思った。

 

ディケンズの一生は書いて書いて書きまくった一生だ。

 

1834年に記者になってから1870年に亡くなるまで、色々なメディアに寄稿し、講演する傍ら、自分で雑誌を創刊したり、編集したり、多くの書物を編んだ。

 

1812年に貧困の下層階級に生まれ、父親が破産したため12歳で親戚の靴墨工場へ出稼ぎに出される。

 

毎日、靴墨の匂いに包まれ、真っ黒に汚れ、疲れ果てて眠る、労働者の生活はディケンズの作風に大きな影響を与えた。

 

オリバー・ツイスト』は孤児の少年が「救貧院」という孤児院から脱出し、ロンドンで悪の窃盗団に引き込まれそうになりながら、持って生まれた善の意志がみとめられ、最後に善良な紳士の養子になって学校で教育を受ける、というストーリーである。

 

オリバー・ツイスト」、このタイトルには以下のような皮肉がある。『(ディケンズは)ロンドンのスラム街における犯罪に関する生活について思い切ってできる限りの報告をした。近頃の読者は、このおもしろい駄洒落の題名にほとんど気が付かないけれども、救貧院の少年の生活は大いにゆがんでいて(オール・オヴ・ア・トゥイスト)、彼の様々な悲惨な経験を通しても依然そのままであった。』(1)

 

ディケンズは、文学に描かれていない「救貧院」の悲惨な現実と、それに立ち向かう清い魂を描きたかった。

 

祈るだけでなく、行動で表す善、そして実際にやってくる救い。

 

良い人が、善い人に助けられ、幸せになる。そうであるべきじゃないか?

 

ディケンズの描いた世界は美しく、痛快だ。

 

 

(1)L.K.ウエッブ作 小池滋石塚裕子共訳 1989 「チャールズ・ディケンズ」 西村書店 P69より

 

 

 

参考資料(映画)

・オリバー・トゥイスト(1922年、アメリカ映画。フランク・ロイド監督)

オリバー・ツイスト(2005年、イギリス映画。ロマン・ポランスキー監督)

 

 

参考文献表

1. チャールズ・ディケンズ作 中村能三訳 1953「オリバー・ツイスト 上下」 新潮文庫 

2. L.K.ウエッブ作 小池滋石塚裕子共訳 1989 「チャールズ・ディケンズ」 西村書店

3. 松村昌家1981 「ディケンズとロンドン」 研究社選書 

4. 三ツ星堅三 1993 「イギリス文学史概説 社会と文学」創元社

5. 浜島書店編集部 1993 「プロムナード世界史」 浜島書店

6. ジョン・バニヤン作 竹友藻風訳 1953 「天路歴程第一部・第二部」 岩波文庫

7. 益本重雄 1928 「バンヤン天路歴程 その文献考」 香柏社蔵版

8. 白井義昭 2013 「読んで愉しむイギリス文学史入門」 春風社

9. 石塚九郎他編 2014 「イギリス文学入門」 三修社

10. 松村昌家 1989 「ディケンズの小説とその時代」 研究社出版

11. 島田桂子 2010 「ディケンズ文学の闇と光」 彩流社